11月の心臓の手術から100日が経った。
　退院してからは特に不具合もなく、先生からは適度に運動をするように言われている。

　昨年、大腿骨を骨折するまでは、季節を問わず、水泳、自転車、ランニングをほぼ毎日続けていたが、骨折の手術と心臓の手術を立て続けに行なった結果、先生から適度に運動をするように言われても、特に真冬ということもあり、何もする気が起きない。
　特に自転車に対しては、寒さを言い訳に封印状態となっている。昨年までが嘘のようだ。
　また、水泳は、骨折の影響で併発した五十肩のせいで、肩が回せず、最も無理なスポーツになり下がってしまっている。骨折後は、リハビリも兼ねて水泳が最初に再開できるスポーツだと思っていのだが、あと数か月は無理そうだ。

　そんな中で、ランニングだけは2月から再開している。
　現時点では、ランニングというほどのものではなく、ウォーキングとジョッギングの間くらいで、早足のウォーキングの方々に抜かれかねないくらいのスピードである。
　最初は、よくもここまで体力が落ちたもんだと思うくらい足が動かなかったが、短距離だが2週間も走っていると、徐々に体力を回復し、今では勝手にスピードが上がり始めている。
　もっとも、無理して再び何かが起こるといやなので、少なくとも春まではスピードも上げず、距離も増やさず、基礎体力を取り戻そうと考えている。

　また、今までやったこともなかったストレッチを始めようとも考えている。

　骨折と心臓疾患から、人生のペースも自分の考え方も大きく変わってしまったが、それはそれで、残りの人生に向けての良い準備だったような気もしている。
　俳句に興味を持ち始めるなんて思わなかったのに、毎日一句ひねっているのも妙なものである。

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