36歳のとき、フランスのカンヌで左手の中指を骨折した。
歩道と車道の境目の、日本でいうとガードレール的な場所に、ガードレールよりは遥かに低く、人間の足首あたりの位置にチェーンが張ってあった。
フランス人にとっては、当たり前の位置の、当たり前のチェーンなのかもしれないが、私はそのチェーンに引っかかって、見事にひっくり返り、体を支えるために咄嗟に出した左手を地面に突いてしまい、最も長い中指が折れるという悲劇になった。
最初は突き指程度と思い、グリグリと中指を引っ張っていたのだが、あまりに痛いため、夜になって、カンヌの救急病院に駆け込んだ。
レントゲンを撮ったあと、医者は「突き指だ」と言った。
あくまでも、私のフランス語力が問題ないという前提ではあるが。
「突き指」なので、帰国するまでの一週間程度、さらにグリグリと引っ張っていた。
帰国しても痛いので、東京の行きつけの病院に行って診てもらうと、「骨折」とのことだった
不思議なことに、レントゲンを撮る角度が、フランスでは「上」からだったのに対して、日本では「横」からだった。
「骨折して一週間も経っているのであれば、何もできません。骨折は折れたらすぐに固定しないと。。。」
この、たかだか中指の骨折が完治するのに1年近くもの時間が掛かった。
なんの処置もされないが、ただただ痛い中指を見つめながら、急にデジャブ感に襲われた。
そう、あれは、大学受験の直前の高校3年生のとき、受験前にも関わらず、体育の授業でバスケットボールをしていた私は、あろうことか左手の薬指を骨折してしまったのである。
そのときはすぐに病院で固定してもらったのだが、薬指だけが他の指の3倍くらいの大きさになってしまい、左利きの私は受験問題の解答の書き込みのスピードが普段の半分くらいになってしまった。
将来、「東京大学に行けなかったのは、このときの骨折のせいだ」と言うことにしよう、と心に決めたことも忘れていたのだが、18年前にも隣の指を骨折していたことを思い出した。
さらに、その隣の左手の小指には、縫ったあとが大きな傷となって残っている。
これは、なんと、0歳のときにタンスが倒れてきて指が折れたときの処置のあとである、と物心がついたときに聞いていた。
これに関しては、私には何の責任もないはずである。半世紀以上前の話である。
昨年の1月に54歳になった。
私は54歳になるのをずっと恐れていた。
18歳ごとの周期通りなら、左手の人差し指を骨折する年である。
果たして、、、
私は、右脚の大腿骨を骨折した。
救急搬送され、大きな手術を行い、何週間も入院することになった。
この期に及んで「場所が違うぞ!」と思ったが、あとの祭りである。
指は折れなかったが、どこかは折れた。
これは法則のうちなのか、どうなのか。
もっとも、指3本以外にも、周期と関係なく肋骨を別々の時期に2本折っている。(よく骨を折るヤツだ)
ようやく半年を超える大腿骨のリハビリも終わりかけた11月、心筋梗塞で緊急手術を行うことになり、大腿骨と同じ病院にまたまた入院することになった。
この年の入院は、2回とも大型の怪我や病気だ。そもそも普通は2回も入院しないだろう…
あれ、、、
同じ年に2回同じ病院に入院、、、またもやデジャブ感に襲われた。
そう、あれは27歳のとき、会社で目眩で倒れて救急搬送され、1週間ほど入院して退院した半年くらい後に、いきなり顔の右半分が動かなくなり、再び救急搬送されたのだった。
あのときも、今回と同じように、ほぼ1年を棒に振ったのであった。
18歳、36歳、54歳に骨折。
27歳、54歳に2回の大型入院。
法則性から判断すると、72歳で軽い骨折をして、81歳で2回入院してお陀仏か。
Exercise Today
Walk | 9 km @ 11:53/km (by Garmin) |
Steps | 15,000 (Apple Watch) |
Sit ups | 30 |
Calories Today
朝 | |
ダノンBIO 旬摘みブルーベリー | 62 |
トースト1枚 | 204 |
コンソメスープ | 14 |
昼 | |
鶏鍋半人前 | 111 |
ご飯少々 | 187 |
バームクーヘン | 195 |
みかん1個 | 31 |
夜 | |
お好み焼き | 369 |
いちご | 36 |
間食 | |
CHILL OUT (チルアウト) (1本185ml)(エンディアン) | 74 |
新鮮卵のこんがり焼プリン(1個68g)(オハヨー乳業) | 93 |
こだわり極プリン(1個)(アンデイコ) | 167 |
摂取カロリー合計 | 1,543 |
消費カロリー | 2,500(Garmin) |
消費/摂取超過 | –957 |
脂肪換算 | -964g |
体重 | X3kg |
Mt.Fuji Today