どういう流れでそうなったのかは自分でもよく分からないが、
　「夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業」という本を衝動的に買って読んだ。

　特に「俳句」に興味があったわけでもないのに、アマゾンでネットサーフィンをしていたら妙に気になったから買ったという流れである。

　早速読んでみると、200ページほどの本だが、あっという間に読めてしまった。
　そして、今、私は、「俳句」を作る気満々になっている。

　俳諧の上級者の場合は違うかもしれないが、ど素人にとっては「五文字」、「七文字」、「五文字」の言葉を機械的に入れ込んでいくことで「俳句」ができてしまうということが分かった。
　先生は、これを「型」と称していて、いくつかの「型」が、非常に分かりやすく説明されている。

　今までは、言葉が少なければ少ないほど意図が伝わらないと思い、(仕事上の文章も含めて)ダラダラと説明しがちであった。
　そんな状況なので、17文字に意図を入れ込むなんてことは到底できないと思い込んでいたのだが、この本を読んだことで、短い言葉(特に「季語」)の持つ力を理解することができた。
　だからといって、すぐに素晴らしい「句」がひねれるわけではないが…

(今日の一句)
　『立春や鳩を追いかけ緑道を』大胖子

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