5年ほど前に車検を受けようとしたら、その時点で15年ほど乗っていた、いわゆる愛車には相当ガタがきていて、ウン十万円の修理費用が掛かるということが分かった。

 散々悩んだ結果、車検を通さないという判断を行なった。
 もちろん、法律違反になるので、車検を通すまでは車には乗ることはできない。

 ある意味、車に乗らずに生活ができるかという実験を行うことになった。
 どうしても車が必要ならその時点で車検を通そうという判断だ。
 その日まで車は車庫に放置しておいた。

 その時点で娘はまだ1歳。
 我が家の近くにはバス停があるが、1時間に3本しか来ない上に、来る時間はアバウトだ。
 ベビーカーでのバス利用も大変である。
 結局、妻は毎日ベビーカーを押して、縦横無尽(右往左往?)に街を闊歩していた。

 あれから5年、このことが影響したのかどうかは分からないが、幼稚園に通い始めた娘は極度の車嫌いになっていた。
 いつぞやは、レンタカーでアウトレットに行こうとしたが、最初の数分で「車はいやだ」と大声で泣き出す始末。
 まだ車検が生きていた頃には物心がついていなかったため、何も考えずに乗せられていたのだろうが、物事が分かるようになってくると、車はダメになったようだ。
 幼稚園も年長になり、夏にはバスでの林間学校があったため、娘がバスに乗れるのか夫婦で心配したが、意外にも友達と楽しく旅行できたらしく、車嫌いも一緒に払拭されたようで何よりだった。

 さすがに、いつまでも巨大な物体を車庫に放置しておくわけにもいかないので、車の廃車も考え始めた頃、妻の実家で車を買い換えることなり、お古の車を妻の姉妹の誰かがいただけることになった。
 協議の結果、もっと大きな車が必要な妹と、そもそも海外に住んでいる妹には条件が合わず、我が家が引き取ることになった。

 我が家の辞書では「車」の定義は「動かない巨大な物体」だったのが、ある日を境に「家族を運ぶ便利な物体」になった。
 この5年間、誰も車がほしいなどと言うことはなかったのだが、いざ「動く車」が家にあると、私は娘の習い事の送迎係となり、妻と娘は金も払わないタクシーの乗客となった。タクシーの出動回数はあまりに多い。

 一連の時間の流れとはまったく関係なく、私は、たまたまネットで見た「テスラの試乗」という案内に応募していた。
 まだお古の車がやって来る前のことである。
 その「テスラの試乗」に見事当選し、実際に試乗することになったのは、お古の車が我が家にやってきたあとのことである。


 (続く)
*元々「テスラの試乗」のことを書くつもりで書き始めたのだが、
 導入の部分を書いていたら、この一連の話は、大きくなったときの娘に残しておきたいと思い、全然別の話になってしまった。

 「テスラの試乗」は次回に。

♪ドナドナドナドナ〜
売られていくよ〜〜

Exercise Today

Walk7km @ 10:51/km (by Garmin)
Steps11,650 (Apple Watch)
Sit ups30

Calories Today

ダノン旬摘みブルーベリー62
ハート型菓子パン数個100
新宿中村屋もっちりあずき101
まい泉黒豚ミニメンチかつバーガー287
まい泉黒豚ミニエビかつバーガー223
鶏鍋2皿500
みかん1個50
間食
ミスタードーナツオールドファッション1.3個390
ヒロタシュークリーム2個160
たけのこの里ミニ60
摂取カロリー合計1,933
消費カロリー2,354 (Garmin)
消費/摂取超過-421
脂肪換算-58
体重X4kg

Mt.Fuji Today

コメントを残す